甘酒には、お米と糀から作られるものと酒粕から作られるものがあります。甘酒を飲むと、新陳代謝を高める・腸内環境を整える・疲労を回復するなどの健康効果が期待できます。

美容にも注目の甘酒の健康効果とは | 甘酒は2種類ある

甘酒

美容・健康に効果があるとして注目されている甘酒ですが、実は糀甘酒と酒粕甘酒の2種類があります。

2つの甘酒には、どのような違いがあるのでしょうか。

また甘酒には、具体的に、どのような健康効果が期待できるのでしょうか。

代謝のアップや腸内環境を整える効果、ストレス解消・疲労回復などに効果がある可能性があります。

糀甘酒と酒粕甘酒の2種類がある

糀甘酒と酒粕甘酒のイメージ

一口で「甘酒」といっても、実は甘酒には2種類あると知っていましたか。

お米と糀からできる糀甘酒と酒粕からできる酒粕甘酒です。

どちらも栄養豊富で、美容や健康に効果が期待できる点は変わりませんが、それぞれ材料や成分に違いがあります。

糀甘酒は、お米(お粥)に糀を混ぜて発酵させて作られます。

お米を発酵させると、お米のでんぷんはブドウ糖という甘み成分に変化します。

そのため、砂糖を加えなくても自然な甘みがありアルコール分を含みません。

お酒が苦手な人でも安心して飲むことができます。

点滴とほぼ同じ栄養素を含むため、「飲む点滴」ともいわれます。

酒粕甘酒よりもビタミン・ミネラルの種類が豊富です。

糀甘酒は家でも簡単に作ることができます。

まず炊飯器でお粥を作り、次にお粥を冷ましてから、お粥と同量くらいの米糀を入れて下さい。

混ぜたら布巾をかけ、蓋を開けたまま保温します。

60℃を超えないようにして8時間ほど待てば完成です。

酒粕甘酒は酒粕を水やお湯に溶いて作られます。

酒粕とは日本酒を作るときに出る絞り粕のことです。

酒粕には甘みがないので、通常砂糖を加えて飲みやすくするのですが、砂糖を加える分カロリーが高くなりがちです。

酒粕甘酒は酒粕からできているので、微量ながらアルコールを含んでいます。

お酒の苦手な人・お子さん・妊婦さん・運転前の人などは注意して下さい。

酒粕は米糀に比べて、食物繊維・タンパク質・ビタミンB群が多く含まれています。

家で作る場合は、酒粕(100g)をお湯(400cc)に溶かし、加熱しながらお好みでショウガと砂糖を入れます。

一煮立ちしたら出来上がりです。

甘酒にはどんな健康効果があるか

自分の健康状態を見ている女性

甘酒は栄養豊富な飲み物で、様々な健康効果があるとされています。

では具体的には、どのような健康にうれしい効果があるのでしょうか。

まず、豊富なビタミンBが代謝を高めてくれます。

ビタミンB群には、炭水化物をエネルギーに変える働きがあります。

ビタミンB群が不足すると、糖質や脂質が代謝されずに身体の中に溜まってしまいます。

甘酒でビタミンB群を摂取し、身体の新陳代謝をアップさせましょう。

しかも甘酒は多くの種類のビタミンBを含んでおり、様々なビタミンBを一緒に摂ることができます。

また、ビタミンB群は代謝をアップさせるので、ダイエットしている人にもおすすめですし美肌効果も期待できます。

次に、腸内環境を整え免疫力アップにつながります。

甘酒は食物繊維とオリゴ糖を豊富に含んでいます。

食物繊維は腸内のぜん動運動を促進し、オリゴ糖は善玉菌のエサとなり善玉菌を増やしてくれます。

甘酒ならば、腸内環境を整えてくれる食物繊維とオリゴ糖を同時に摂取できます。

腸内環境が整うことは、便秘の予防・解消に役立ちますし免疫力を高める効果も期待できます。

最後に、甘酒にはストレス解消・疲労回復効果が期待されます。

甘酒にはストレスを緩和するGABAというアミノ酸が含まれています。

そのため、就寝前に一杯の甘酒を飲めば、副交感神経が優位になり、睡眠の質を高め疲労回復に役立つ可能性があります。

他にも、酒粕甘酒には不眠解消に効果が期待される清酒酵母が含まれています。

清酒酵母は、日本酒を作る際に生成される成分で、脳内物質に作用して睡眠の質を高める効果が期待できます。